【2025年最新版】宝石の買取相場について 相場が上がる宝石・下がる宝石の違いについて

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【2025年最新版】宝石の買取相場について 相場が上がる宝石・下がる宝石の違いについて

2025年10月20日

 
宝石は「永遠の輝き」と言われますが、その価値は時代とともに変動します。
同じように見えるジュエリーでも、あるものは10年前より高値が付き、あるものは市場価格が下がっている。
なぜ、宝石によって相場が上がるものと下がるものがあるのでしょうか?
このコラムでは、査定士の視点から“価値の変動メカニズム”をわかりやすく解説します。
 

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第1章 宝石の相場を動かす3つの要因

需要と供給のバランス

宝石の価格を決める最大の要因は「需要と供給」です。
ルビーやエメラルドのように、世界的に人気があり、供給量が限られている宝石は、相場が上がりやすい傾向にあります。
一方、採掘量が多く、人工処理によって大量生産されるようになった宝石(例:アメジスト・トパーズなど)は、需要を上回る供給が起こり、価格が下がりやすくなります。

特に近年では、中国や中東諸国で宝石需要が増え、高品質のエメラルドやルビーの価格が上昇しました。
世界的な需要の変化が、日本国内の相場にも影響しています。

産地と鉱山の稀少性

宝石の価値を語るうえで「産地」は欠かせません。
同じエメラルドでも、コロンビア産は他の産地に比べて色の深みと透明度が高く、高い買取金額となります。
また、ビルマ(ミャンマー)産ルビーは「ピジョンブラッド」と呼ばれる血のように濃い赤色で、希少価値が非常に高い為ルビーの買取金額も高くなります。

逆に、鉱山が閉鎖されたり、枯渇が進む産地は、供給が減少することで相場が上がる傾向があります。
例えば、スリランカ産の非加熱サファイアやブラジル・ミナスジェライス州のエメラルドなどは、まさにそうです。

社会情勢と為替の影響

宝石は世界共通の「資産」としても扱われるため、為替や国際情勢にも左右されます。
円安が進むと、海外での宝石価格が相対的に上昇し、日本国内でも高値で取引されやすくなります。
 
また、インフレや戦争などで資金が「実物資産」に向かうとき、金やプラチナと同様に宝石も安全資産”として注目され、価格が上昇する傾向があります。

第2章 今、相場が上がっている宝石たち

エメラルド(特に非処理・コロンビア産)

2020年代に入り、最も注目を集めているのが非処理エメラルドです。
内部に天然のひび(インクルージョン)があるのが普通で、多くはオイルや樹脂で補修されています。
 
しかし、処理をしていない「非処理エメラルド」は非常に希少で、市場価格が上昇傾向にあります。
特にコロンビアのムゾー鉱山産は、深いグリーンと透明感を兼ね備え、世界的に高値が付く代表格です。

ルビー(ビルマ産/非加熱)

ビルマ(ミャンマー)産の非加熱ルビーは、世界で最も評価の高い赤色宝石のひとつ。
「ピジョンブラッド」と呼ばれる鮮やかな赤は人工的に再現できず、採掘量も減少しているため、相場が年々上昇しています。
また、ミャンマー国内の政情不安により流通量が減っており、今後さらに価格上昇が見込まれる宝石のひとつです。

天然ダイヤモンドは「上がる」とも「下がる」とも言い切れない

ダイヤモンドは「宝石の王」と呼ばれながらも、実は相場の動きが複雑です。
その背景には、ラボグロウン・ダイヤモンド(合成ダイヤ)の台頭があります。
見た目や輝きが天然とほぼ同等でありながら価格が1/10〜1/20という合成品が急増し、一般的な小粒ダイヤ(0.2〜1ct前後)は国際市場で価格下落が続いています。

一方で、大粒で希少性の高い天然ダイヤモンドはむしろ値上がり傾向です。
非処理・高品質(カラーD〜F、クラリティVVS以上)・2カラット超など、条件を満たす個体は富裕層の資産として需要が強く、オークション市場では高値取引が続いています。
つまりダイヤモンド市場は、「グレードの低いダイヤモンドの買取相場が下落」「大粒のグレードの高いダイヤモンドの買取相場が上昇」という二極化が進んでいるのです。

さらに、ラボグロウンの品質向上により鑑別が難しくなり、このため、鑑別書のないダイヤモンドは市場で警戒され、「天然」と証明されるものだけが高値で取引される傾向にあります。

非加熱サファイア

通常のサファイアは加熱処理によって色を濃くしていますが、天然のまま美しいブルーの色の「非加熱サファイア」は非常に希少です。
この数年、アジアの富裕層の間で人気が再燃し、特にスリランカ産のロイヤルブルーは国際オークションでも高値取引が続いています。

パライバトルマリン・アレキサンドライトなど希少石

最近では「カラーストーン(有色宝石)」の人気も上昇しています。
中でも、蛍光のようなブルーが特徴のパライバトルマリンや、光の色で色調が変わるアレキサンドライトは、世界的にコレクター需要が増加しています。
供給が極めて少ないため、買取価格は年々大幅に上がっており、第二のエメラルドとも呼ばれる存在です。
 

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第3章 相場が下がりやすい宝石とその理由

人工処理・合成宝石の普及

近年、技術の進歩により「人工宝石」「合成宝石」の品質が飛躍的に向上しました。
ラボグロウン・ダイヤモンド(合成ダイヤ)などは、見た目が天然と全く同じでありながら価格が低く、市場全体の相場を押し下げています。
また、処理の多いアメジスト・トパーズ・シトリンなどは供給が多く、高額査定がつきにくい宝石です。

ファッション性重視のカラーストーン

一時的な流行で人気が出た宝石(タンザナイト、ガーネットの一部など)は、ファッショントレンドが変わると買取金額が急落することがあります。
宝石は永遠に輝くようでいて、市場価値は流行や文化にも影響を受けるのです。

低品質・大量流通の宝石

同じ種類でも、品質によって価値は大きく異なります。
色が薄い・透明度が低い・カットが不均一といった宝石は、二次流通(リユース市場)で需要が低く、価格が伸びにくいのが現実です。
特に、安価なファッションジュエリーや量産ブランドの石は、地金(ゴールド・プラチナ)の価値の方が高くなるケースもあります。

宝石の“真の価値”を見抜くために

相場が上がる宝石には、「希少性」「非処理」「高品質」「産地ブランド」といった明確な要素があります。
逆に、供給過多流行頼み人工加工が多いものは、長期的に見ると相場が下がる傾向があります。

宝石は“モノ”でありながら、“資産”でもあります。
今後売却や査定を考えている場合は、処理の有無・産地の確認・鑑別書の有無をチェックし、信頼できる買取専門店に相談することが大切です。

大阪の梅田・なんばエリアのような都市部では、宝石専門の査定士が常駐する店舗も多く、最新相場に基づいた正確な評価を受けることができます。

 
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ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 個物許可番号621010160159
 

この記事の監修者

鑑定士歴20年 中村 達也
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